<授業内容の概要>
アナログ&デジタル共通。手法(プロセス)から見た、描画の4タイプ。
1. アウトライン(主線)を生かし、中を塗りこむ手法。
分野例:マンガ・アニメ・平面キャラクター
2.平面オブジェクトを重ねて表現。最もデジタル的フラット表現。
例:フラットなイラスト・コラージュ・貼り絵
3.色を薄く塗り重ねて表現。(紙の色を生かす)
例:水彩画・水墨画・(色)鉛筆画・パステル画・一般的日本画・マーカー画・カラーインク画
4.色を厚く塗り重ねて表現。
例:油絵・アクリル画・ガッシュ( 不透明水彩)画・テンペラ画・
Bクラスは21人と、比較的少数なので、目の届く授業ができるかと思います。
まずは講師紹介と、話題の「Twitter」と「iPad」の紹介から。
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講師ツイッターホーム画面

講師のiPadを披露!
講師のiPad活用法↓
●「早朝部活には、iPadが最強だ!」
●「iPadでのスケッチ1号。」
Aクラスのスタート時に教室やパソコンのトラブルがありましたが、
BクラスではMac室でのスタートになりましたので、スムースなスタートになりました。
<授業の概要>
●この授業について
●タブレット&ペンの説明
WACOM タブレットサイト → http://intuos.jp/
●「検索」について
検索の今どき三種の神器(講師弁)
Google/ストックフォトエージェンシー/画像共有サイト
●資料の収集法&閲覧方法
前半の講義で行った、実技課題をまとめます。
●動物2点
<第4回授業:デジタルイラストの2つのアプローチにて>
- 資料をモデルにしながら、シンプルに一枚の背景 (キャンバス)に描画。
- レイヤーやフィルターなどを使い、参考資料を編集 して描画。
●動物1点
<第5回授業:主線を生かした描画にて>
- 主線(アウトライン)を生かしたアニメ風描画
●果物・野菜1点
<第6回授業:貼り絵的描画>
- illustrator→Photoshopと連携させた、レイヤー重視の描画。
以上、合計4点。
*課題を視覚伝達デザインサーバーへUP後、講評を受けて下さい。
<課題未提出者へ>
授業内で課題作品提出できなかった者は、6月2日(時間厳守)までにサーバーへUPしてください。
講師から講評の連絡をします。
illustrator & Photoshopを連携させて、貼り絵的レイヤー構造のイラストに挑戦します。
パーツオブジェクトをレイヤーで重ねて表現することに慣れましょう。
第4回で描画したような主線(アウトライン)は使用せず、面の重なりだけで表現します。
<作例:トマト>

ネットにて収集したトマト画像資料。
1. 資料を収集します。
●できるだけ多角的な視点で数多くの画像を収集する。
●資料として良質で鮮明な画像を選ぶ。
●資料の出所(URLなど)も記録しておく。

トマトスケッチ
2. 資料を元にラフスケッチを作成。(Photoshop)
●タブレットペンを使用する。
●資料に縛られることなく、自由に構図を展開。
●細かい陰影などは必要なく、全体の形を重用視する。

illustratorでの描画 <形を作る>
3. ベタ面の下地パーツを制作。
●行程2で制作した下絵を配置。
●下絵レイヤーは、乗算/透明度20%程度に設定し、常に一番上に配置。
●ここでの配色は暫定的なもので構わない。
●パーツごとに細かくレイヤー分けをすることがポイント。
●「書き出し」でレイヤーをそのままPhotoshopへ移行する。

photoshopでの描画
4. Photoshopにて、パーツごとに描き込む。
●ベタ面の色を見直し中間明度に設定し、暗部から明部へと描き込む。
●陰影およびハイライトなどは、基本同じオブジェクトレイヤーに描画。
●場面に応じて、[ブラシ][焼き込み][覆い焼き]などのツールを使用。

Photoshopでの描画2
5. 背景に溶け込ませた処理を考える。
切り抜き処理(バック白)なので、枝部分の端末処理を考える。
この場合は、ボケにして背景に溶け込ませる。
●ボケ処理には、「消す」「白く塗る」「ぼかす」「ボケマスクを作る」などの方法がある。
●レイヤーに別れていない部分の細かな描き込みには、[選択範囲]を使用する。

完成
6. テクスチャー処理・色調処理などをして完成。
●水滴などの、シズル感の演出を加える。
●テクスチャーのレイヤーを加え、全体(または部分的)に質感を加える。
●必要に応じて、アウトラインなどを加えたり、ボカシ処理をしてメリハリを付ける。
第5回以降は、アナログ手法でもお馴染みの3つの手法を、デジタルで再現することにトライします。
- 主線(アウトライン)を生かしたアニメ風描画と淡彩画。
- 貼り絵(コラージュ)的な描画。
- こってりと厚塗りの描画。
☆まずは、デジタル制作最大の武器である「レイヤー」の代表的な設置方法を知る。

☆主線を生かしたアニメ風描画。
アニメ・マンガなどで用いられる最もシンプルな描画方法。
主線(アウトライン)のレイヤーと着彩するレイヤーを分けることが基本。
主線レイヤーは着彩レイヤーより基本上に置きます。

<実習課題> モチーフテーマ:動物
- 第4回で収集した資料を元に、マンガのような線画(主線)描写のイラストを作成。